リノベーションで無垢フローリングを検討している方、

または興味を持っている方は必見です。

建材や技術の進歩により、一昔前に比べて、

マンションリノベーションでも「無垢フローリング」を選択する人が増えてきました。

リノベの一歩横浜の定額パッケージプラン「777HOUSE」(スリーセブンハウス)でも、

無垢フローリングを標準仕様としているため、

ほとんどのお客様が「無垢フローリングの暮らし」を楽しまれています。

そんな人気の無垢フローリングですが、

これからリノベーションをする!という方で、

無垢フローリングを検討したい人の為に、

樹種や特徴、メリットやデメリットなどを解説したいと思います。

リノベの一歩横浜では、過去にも無垢フローリングについての記事は何度か投稿していますが、

今回は「改訂版」のようなつもりで、再度詳しく解説したいと思います。

もしご興味ある方は、リノベの一歩横浜【公式】HPの、

「マガジン」の最終ページに記事がありますので、あわせてご覧になって下さい。


□無垢フローリングとは

無垢フローリングとは、丸太から切り出した「一枚の板」を加工した床材のことです。

「単層フローリング」と呼ばれるのは、この「一枚板=単層」という意味です。

複合やMDFのシートフローリングと違い、「表面も本物の木」ですから、

人の肌が触れる部分は、木の温かくて柔らかな感触がとても気持ち良いです。

また、それ以外にも、木には様々なメリットがあります。

以下が代表的な「木のメリット」になる特徴だと思います。


①自然の調湿作用がある

一枚の木である無垢フローリングは、その「木の特徴」として、

自然の力による「室内の調湿作用」が有名です。

木は空気中の湿気を吸引したり、放出したりしています。

その為、湿気の多い夏は室内の湿気を吸引して快適に、

冬は乾燥している室内に湿気を放出してくれます。

電気や機械だけに頼ることなく、

自然の力でも調湿される室内は、

気持ちのうえでも快適な住まいとなりますね。

また、調湿作用があるということは、

女性のお肌にも良い効果があるということになります。

特に冬の時期は、室内が乾燥していて、

いわゆる「インナードライ」の状態になりやすいですよね。

それはお肌にとってはあまり良い環境とは言えず、

シミやシワなど「お肌の老化の原因」となってしまう可能性があります。

もちろん化粧品等でケアされると思いますが、

プラス無垢材が調湿作用で助けてくれると思うと大変嬉しいですよね。


②自然のリラックス効果がある

更に木には、自然の力の「リラックス効果」もあるんです!

「木の香り」って、とっても心地良いですよね。

森林や木の多い公園などに行くと何だかリラックス出来ませんか?

それは木の芳香成分のひとつに、「フィトンチッド」という成分があり、

この「フィトンチッド」には、自律神経を安定させる効果があるのです。

「森林浴」をしてリラックス出来るのは、この成分のおかげでもあります。

本来この成分は、「微生物や細菌の抑制及び殺菌」の為に、

植物が放出する成分だそうです。

そんな効果がある無垢フローリングが、自宅の室内にあるだけで、

色々なメリットを享受出来そうですね。


□「無垢フローリング」と「シートフローリング」の違い

単層フローリングである「無垢フローリング」に対して、

表面がプリントのフローリングである「シートフローリング」があります。

現在では一番多く流通している床材ですので、

一般的に皆様が「フローリング」と呼んでいる床材の殆どが、

この「シートフローリング」である場合が多いです。

単層は「一枚板」であったのに対し、

シートフローリングは、複合やMDFの表面に「ビニール製のプリント」が貼られている床材です。

「木目」だと思っていたその表面は、プリントされた「木目の柄のシート」なんですね。

ちなみに、「複合」というのは、合板などを何層にも重ねた板で、

「MDF」というのは、木材を繊維状にして固めた建材です。

ここでは無垢フローリングと比較とした、

シートフローリングの特徴を解説致します。


①表面がビニール製のシート

表面がビニールということは、水分を弾きますから、

「汚れにくく、お手入れも楽」というメリットがあります。

その反面、あくまでも人の肌が触れる部分はビニールですから、

夏などは人の汗でベタベタします。

冬も木の温もりなどは感じられないので、とても冷たいですね。

また、いくら汚れに強いといっても、

表面のビニールが破けてしまえば、中の合板に水分も入っていってしまいます。

無垢材はいくらキズがついても、

その特徴である「調湿作用」や「木の温もり」は失われませんが、

シートフローリングは、表面のビニールにキズが付いてしまえば、

そのメリットも同時に失われるということになります。


②木の効果はない

中身は合板やMDFなので、一応元の素材は木であっても、

あくまでも人の肌が触れている部分はビニールです。

その為、木の特徴である、「調湿作用」、「リラックス効果」、

「心地よい肌触り」といったメリットはありません。


□無垢フローリングの種類と特徴

次に、一口に「無垢フローリング」といっても、

沢山の種類や、樹種ごとの特徴があります。

ここでは大まかに「広葉樹」と「針葉樹」にわけて、

それぞれの樹種や特徴を解説致します。


①強度を求めるなら「広葉樹」

広葉樹は、葉が広く平たくて、木も横に大きく広がりながら成長する樹木です。

日本で一番馴染みがあるのは「桜」ではないでしょうか。

他にも欅や栗などの木も日本ではおなじみの広葉樹です。

特徴としては、針葉樹に比べて硬く、耐水性・耐久性があるので、

小さなお子様がいるご家庭や、

室内でペットを飼っているお客様に向いていると思います。

無垢フローリングとしてよく使われる代表的な樹種では、

・オーク

・バーチ

・メープル

・ウォールナット

などが有名ですね。



・オーク(ナラ)

オークはブナ科コナラ属の落葉広葉樹です。

ヨーロッパでは「森の王(King of Forest)」と呼ばれていて、

古くから床材はもちろんのこと、

家具や船舶、ワインやウイスキーの樽などにも使われてきました。

昔はオークを「カシ」と訳されていたこともあったそうですが、

今では正しく「ナラ」と訳されています。

日本では「どんぐりの木」と言えば皆さんに馴染みがあると思います。

無垢材の「代表」とも言える樹種で、強度や耐水性に優れ、

木目の美しさやコスト面なども含め、世界中で愛されている樹種です。

また、オークはタンニンという成分が多く含まれているそうで、

防虫効果があるなどとも言われています。

デメリットは、針葉樹に比べれば硬い分、柔らかやが少し落ちることや、

こちらも針葉樹に比べれば熱伝導率がやや高いため、

冬の朝などは少し冷たく感じるかもしれません。

しかし、室内を温めれば、木も温まって温度も戻ってきます。


・バーチ

バーチはカバノキ科シラカバ属の落葉広葉樹です。

日本ではサクラに見た目が似ていることから「カバザクラ」などとも呼ばれています。

バーチの魅力は何といっても、上品できめ細かな木目と美しい光沢感が特徴ですね。

広葉樹のため、強度や耐久性にも優れていることから、

床材や家具のほか、体育館やダンススタジオにも使われたりしています。

また、きめが細かいため肌触りが良く、傷や水にも強いという特徴や、

年数を経ても色が変わりにくいことが挙げられますね。

デメリットについてはこちらも広葉樹のため、オーク材とほぼ同じだと思います。

ナチュラルテイストの暮らしや、

北欧家具が似合うお部屋などを希望している方には

おすすめの無垢フローリングと言えますね。


②木の柔らかさや温かみなら「針葉樹」

「広葉樹」と「針葉樹」の一番の違いは、はやり葉の形ですね。

広葉樹の葉は、広くて平たい形なのに対し、

針葉樹の葉は、その名の通り、針のように細く尖った形をしています。

日本では杉や檜がすぐに思いつきますね。

針葉樹は比較的成長が早く、まっすぐ伸びるので直材を取りやすい理由から、

日本建築では昔から柱にスギやヒノキが使われてきました。

そのようなことから日本では、人工林としてのスギやヒノキの森林が多いので、

針葉樹は皆様にもなじみの深い木ではないでしょうか。

特徴としては、広葉樹よりも、木の柔らかさや温かみなど、

「肌触りの心地よさ」がより感じられるのがメリットです。

その反面、キズが付きやすいというデメリットも存在します。

無垢フローリングとしてよく使われる代表的な樹種では、

・パイン

・ラーチ

・杉

・檜

などが有名ですね。


・パイン

パインはマツ科の針葉樹です。

「松」と言えば日本では大変お馴染みですが、松には大変多くの種類があり、

無垢材として「パイン材」と呼ばれるものはほとんどが輸入材となります。

一歩で使用するパイン材としては、

「ロッジポールパイン」

「レッドパイン」

「ボルドーパイン」がなど多く、

それぞれ産地や特徴に違いがあります。

ちなみに写真の床材は「ロッジポールパイン」で、

ロッジ(小屋)のポール(柱)に使用されていたことからその名前が付きました。

パイン材は無垢材の中では比較的安価な材として流通量も多く、幅広く使われています。

木材はそもそも熱伝導率が小さいですが、

その中でもパイン材は特に柔らかく、温かみがあり、

体温を奪われることも少ないので、

素足での生活がとても気持ち良いフローリングです。

・ラーチ

ラーチはマツ科カラマツ属の落葉針葉樹。

漢字では「唐松」と書きます。

針葉樹ですが落葉するという珍しい樹種です。

ラーチは針葉樹の中では比較的硬くて強度があります。

また、樹脂を多く含んでいるため、腐朽等に対する耐久性に優れ、

建築用の構造材や合板などに多く使用されています。

見た目は黄金色で木目がとてもきめ細かく、

木の持つ美しさと高級感をとても感じさせてくれます。

デメリットはこちらもパイン材とほぼ同様だと思います。


□ワックスではない「自然素材オイル」

自然素材としての無垢フローリングには

「広葉樹と針葉樹」などの違いがあることはお伝えしてまいりましたが、

無垢フローリングは「一枚の木」ですから、

そのまま床材として使用してしまっては、

キズや汚れやが付きやすかったり、

木ですから水分も吸ってしまいますし、反ったりもしてしまいます。

それらの弱点をカバーするために、

一歩では「自然素材系のオイル」を塗装することで木の保護をしています。

無垢フローリングの塗装にはさまざまなものがありますが、

代表的なものとして、

「浸透系のオイル塗装」と「コーティング系のウレタン塗装」があります。

一歩では「植物由来のオイル塗装」を選択していますが、

それぞれの特徴を解説したいと思います。


①オイル塗装

植物性のオイルを原料にしていて、

自然素材として流通しているものも多く、

塗膜ではなく、木の表面に浸透する形で保護をします。

多少の撥水性もあるので、

水をこぼしてもすぐに拭き取ればシミになることもありません。

メリットとしては、

木そのものの肌触りや見た目も損なわれることがありませんが、

その最大のメリットは、

「木の調湿作用を妨げない」ということではないでしょうか。

木が湿気を吸ったり吐いたりすることを「呼吸」に例えて、

一歩では、「木の呼吸を止めない」と表現しています。

つまり、「無垢フローリングのメリットをそのまま活かすことが出来る」

ということなんです。

デメリットは、塗膜のコーティング系に比べれば、撥水性があるとはいえ、

水をこぼした時に気が付かず放置すると木が水分を吸ってしまいます。

また、塗膜があるわけではないので、

ウレタン塗装に比べればキズも付きやすく、

ある程度定期的にオイルを塗っていく必要もあるので、

「手間がかかる」ということもあるでしょう。


②ウレタン塗装

一般的な新建材のフローリングにワックスを塗るのと同じように、

木の表面にウレタン樹脂をコーティングすることで木を保護します。

当然こちらの方が強固な塗膜となので、オイル塗装に比べてキズにも強く、

撥水性も高いので、水をこぼしてもシミになる可能性は低くなります。

メリットは、とにかくウレタンの膜で木を覆ってしまうので、

キズや汚れなどから木を守るのには適しており、

木の膨張や伸縮もおこりにくくなります。

また、お掃除やメンテナンスが「楽」ということもありますね。

デメリットは、オイル塗装に比べて木の表面がテカテカしてしまうし、

肌触りもオイル塗装と比べればツルツルしてしまいます。

また、ウレタンの塗膜で木の調湿作用をふさいでしまうので、

無垢材そのもののメリットを活かすことが出来なくなってしまいます。

これを一歩では、「木の呼吸を止めてしまう」と表現しています。


□マンションリノベなら「置床式工法」

マンションのリノベーション工事をする場合は、

必ず各マンション毎に「管理規約」で決められているルールを順守しなければなりません。

多くの場合が、下の階への音の対策として、「防音等級」が定めれていて、

これをクリアした建材しか使用することが出来ません。

シートフローリングの場合は、中身は合板だったりする加工品なので、

「防音フローリング」などと呼ばれる、

フローリングの下にクッションのような防音材が張り付いている床材があります。

マンションの床で、踏み込むと少しフカフカするような感覚のあるフローリングですね。

それに対して無垢フローリングは「一枚の木」ですから、

床材そのものには防音効果はなく、

そのままではマンションリノベーションの床材として使用が出来ません。

実際には、無垢フローリングでも使用できる「防音マット」という建材もありますが、

多くの場合は、「置床式工法」を採用し、

これら置床材を使用することで、必要な防音基準を満たし、

無垢フローリングを施工することが出来るようにしています。

この「置床式工法」は「二重床式工法」とも呼ばれ、

マンションのスラブと床の間に空間が出来る「二重床」の状態になります。

これによって、床の高さが上がってしまうデメリットもありますが、

その空間を使って給排水管を通せるので、

リノベーションでキッチンなどの移動もしやすくなります。


□気になるお手入れ方法

無垢フローリングで一番気になるのは、

この「お手入れ方法」ではないでしょうか。

無垢フローリングは「一枚板の木」ですから、

一歩のお客様でも、最初のイメージとしては、

「おそうじができるの?」

「お手入れが大変そう」

といった声をお聞きします。

確かにメンテナンスフリーという訳にはいきませんから、

定期的にお手入れをして頂く必要がありますが、

それによって、経年変化を楽しみながら、長く使用していくことも出来ます。

一歩は「自然素材オイル」を採用していますので、

オイル塗装の無垢フローリングについてご説明致します。


①日常のお掃除

一番よく質問されることですが、毎日のお掃除については、

「そこまで気にせず、普段通りにお掃除してください」とお伝えしています。

樹種によっても強度が違うので一概には言えませんが、

特に広葉樹をお選び頂いた場合は、

あまり気にせず、掃除機もかけて頂いて良いと思っています。

そもそも無垢フローリングを選んで頂いた時点で、

「キズは劣化ではなく風合い」と思って頂くのが良いとお伝えしています。

シートフローリングのプリントが破れたのと違い、

無垢材のキズは「劣化」ではありません。

調湿作用や木の触り心地は劣化しないのです。

その為、あまり気にせずいつも通りお掃除して頂ければ良いですが、

どうしても気になる場合は、出来るだけ乾いた雑巾で拭いて頂くのが良いと思います。

薬剤が散布さてたお掃除シートは、あまりお勧めしないのが実際ですが、

ドライシートであれば、たまにはお使い頂くのもOKだと思っています。


②キズやシミがついた場合

オイルで木を保護していますから、

誤ってお茶やコーヒーをこぼしてしまっても、

すぐに拭き取って頂ければ木が水分を吸うことはありません。

ただし、気付かずに長時間放置してしまった場合は、

ワックスやウレタンと違い、

オイル塗装の場合は木が水分を吸ってしまいます。

その場合、その後に水分は放出されたり乾燥したとしても、

「見た目のシミ」は残ってしまいます。

また、単純に何か物を落としてしまい、

床に「キズが付いた」ということもありますね。

何度も言いますが、無垢フローリングの場合、

これらのキズやシミは、劣化ではありませんから、

見た目以外の問題はないのですが、

どうしても気になる場合は、サンドペーパーなどで、

シミが付いている部分を擦って頂ければ、

表面のシミが付いた部分だけ削れて無くなります。

その削った場所に、オイルを薄く塗ってあげれば、

見た目も気にならない状態に戻ります。

また、鋭利なものを落としてしまったキズは、

木の繊維が切れている場合が多いので、

やはりサンドペーパーで滑らかにして頂くしかないのですが、

鈍器のようなものを落としてしまった場合の「へこみキズ」は、

繊維が切れていなければ、キズの上に水で濡らしたタオルを置き、

そのうえにアイロンを乗せることで、

蒸気の水分でへこみが戻ることもあります。


□まとめ

如何でしたでしょうか?

中古を買ってリノベーションを検討されている方で、

無垢フローリングに興味を持って頂いたお客様は、

これをお読み頂き、

「無垢フローリングにしたい!」と思っていただけたでしょうか。

もちろん、無垢フローリングが良くて、

シートフローリングがダメと言っているわけではありません。

どちらにもそれぞれメリット・デメリットがあります。

ただ、「無垢フローリングがわからないから遠慮していた」ということは残念だと思うので、

どちらの知識も持って頂いたうえで、自分に合った床材を見つけて頂ければと思います。

リノベの一歩横浜では、「777HOUSE」(スリーセブンハウス)という、

マンションリノベーションに特化した、

自然素材定額パッケージプランがあります。

こちらの商品は「低価格で高級素材」をコンセプトに、

無垢フローリングも標準仕様としています。

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