日本の全住宅流通量における既存住宅(中古物件)の割合は、微増ではあるものの着実に増えており、中古住宅への注目も高まりつつあります。
そこで今回は、中古の一戸建て購入のメリットとデメリット、そして中古の一戸建ての選び方について解説します。

□中古の一戸建て購入のメリット・デメリットとは?

メリットとしてまず挙げられるのが、新築の一戸建てよりも価格が安いことです。
国土交通省の「令和2年度住宅市場動向調査報告書」によると、新築ではなく中古戸建を選択した理由として「予算的に中古住宅が手頃だったから」が67.8パーセントで最も多いという結果でした。
この数字からも分かるように、多くの方が中古戸建の価格に魅力を感じています。
また、新築よりも資産価値の下落幅が小さいことも注目すべき点です。

次にメリットとして挙げられるのが、物件の選択肢が多いことです。
中古戸建の流通量が新築に比べて多い、というのが選択肢が多い理由です。
駅からの距離や間取りなど、数多くの選択肢から自分が求める条件により近い物件を見つけられます。

また、実際に物件を見てから購入できることもメリットと言えるでしょう。
新築よりも購入後のイメージが立てやすいです。

デメリットとしては、まず修繕費用がかかることが挙げられます。
中古戸建の設備は新築時の設備がそのままになっていることも多いので、購入後にリフォームをしてから住むというケースも少なくありません。
そのため、購入のための費用に加えメンテナンスの費用も考慮しなければなりません。

初期費用が新築に比べ割高であるというデメリットもあります。
その大きな理由は、不動産会社に仲介手数料を払う必要があるためです。
具体的な額は、(売買価格かける3パーセントプラス6万円)に消費税を加えた額になります。

□中古の一戸建ての選び方とは?

中古戸建を探す際には、以下の項目を確認しましょう。

*売り出された理由を確認

隣にマンションが建ち日当たりが悪くなったなどの理由で売却されている場合もあるので、やはり売却理由は聞いておくべきです。
特に、建てられてから時間が経っていないにも関わらず相場より価格が安い物件には注意すると良いでしょう。

*旧耐震基準か新耐震基準かを確認

旧耐震基準で建てられた物件だと住宅ローン減税制度を利用できないというデメリットがあるので、耐震基準は確認すべきです。
「建築確認申請」の日付が、1981年5月31日以前の場合は旧耐震基準で、それ以降の場合は新耐震基準で建てられた物件です。
なお、旧耐震基準で建てられた物件でも、耐震性がなく危険というわけではありません。

*再建築可能かを確認

ここでの再建築は、大規模なリフォームや建て直しを指します。
自分で再建築の可否を判断することも可能ですが、役所の方に聞いたほうがより確実でしょう。
その他にも、違法建築や増築がされているかどうかも、確認すべきポイントです。

□まとめ

今回は、中古戸建を購入するメリット・デメリットと中古戸建を選ぶ際のポイントを紹介しました。
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