「中古マンションのリノベーションを考えているけれど耐震性が不安」
「新耐震基準以降のマンションが良いって聞いたけど実際どうだろう」
このようにお考えの方は多数いらっしゃるでしょう。
そこで今回は、新耐震基準とリノベーションのための中古マンションの選び方のポイントについてご紹介します。

□新耐震基準について

ここでは新耐震基準についてご紹介します。

日本における建築物の耐震基準は、大きな地震の発生による被害が出るたび、新基準を制定したり改正したりして変化してきました。
その変化の中でも最も大きな変化があったのが、1981年に発表された建築基準法大改正です。

1978年に宮城県沖で発生した大震災で27名の死者を出し、7500戸の建物が全半壊しました。
この大震災を教訓にして、マンションやビル、住宅などの建築物を「震度5強ほどの中規模地震で軽微な損傷で耐え、震度6強、震度7ほどの大地震でも倒壊しない」強さにすることを義務付けました。
この新たな設計基準のことを新耐震基準と言います。

この新耐震基準が有効かどうかは阪神淡路大震災で証明されています。
阪神淡路大震災の結果、建築物が倒壊したことによって大きな被害が出たのは、昭和56年以前の新耐震基準の導入されていない建築でした。
この結果から考えると、どちらかといえば新耐震基準以降に建てられているマンションの方が強度が高いと言えます。

しかしながら、新耐震基準でないマンションが耐震性を備えていないとは言い切れません。
実際、築40年を超えているマンションでも耐震構造レベルの高い建築物がありますし、耐震改修や補強を行っているマンションもあります。
そのため、どの時期のマンションを購入するかはご本人の考え次第になるでしょう。

□リノベーションする中古マンションを見極めるポイントとは

ここではリノベーションする中古マンションを見極めるポイントをご紹介します。

1つ目のポイントは、リノベーション物件の外壁や基礎をしっかりと見ることです。
実際にその中古マンションが耐震性の強いものかどうかを目で確認できます。
その方法は、外壁や基礎の塗装がはがれていたり、外壁にヒビが入っていたりしないか確認することです。
大きなヒビ割れが見られる場合は、十分な耐震性が備わっていない可能性があるため、判断材料の1つになるでしょう。

2つ目のポイントは、リノベーション物件を管理している体制がどのようになっているかです。
リノベーションする中古マンションを選ぶうえで、どのような管理体制になっているのか確認することは非常に大切です。
基本的にマンションは、修繕計画やメンテナンス、共有部の管理などが着実に進められているかによって耐久性が変わってきます。

通常であれば、長期的な修繕計画を立て、計画的に修繕のための積立金を貯え、修繕を行っています。
これらが着実に行われているかは、不動産へ問い合わせれば管理体制を確認できるでしょう。

□まとめ

今回は、新耐震基準とリノベーションのための中古マンションの選び方についてご紹介しました。
新耐震基準のマンションかどうかではなく、耐震工事やメンテナンスが適切に行われているかで判断することが大切です。
当社では中古マンションリノベーションのご依頼を承っておりますので、ぜひ当社までお問い合わせください。